佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS 決闘祭!   Act 24 服従

<<   作成日時 : 2016/11/28 00:00   >>

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◆ ◆ ◆



虚数レベル能力の誕生は、通常のデュエリスト能力が神の手に一歩近付いた偉業であった。
その偉業を成し遂げたのは、6本指の異形、竜堂神邪。幾つか前の世界の。

その世界でも、彼の母親は“神炎”(ゴッドフェニックス)というレベル6能力を有していた。
最速で適用され、相手のライフを0にする、絶対能力だ。

6は6進法で10であり、“シフト1”は自らのテキストにも1を加えることが出来る。
10をシフトすれば、32であり、10進法では20になる。

20は複素数の範囲で考えれば、ラジアンを使った標記で20(cos0+i sin0)である。
これをシフトして20(cos0+i sin2)とすれば、小数点以下の切り上げによって、20+19 i となる。

斯様にして、レベル20+19 i 能力“瞬滅神炎”(デビルズフェニックス)は発現した。

その世界で竜堂眸は“瞬滅神炎”でリンネに挑み、デュエル開始時に発動した。
元の“神炎”が既に、闇の力を有しており、デュエルの相手を魂ごと焼き尽くすほどの威力を持っている。

“瞬滅神炎”は、リンネのライフポイントを焼き尽くし、“黒い霧”を焼き尽くし―――

―――そして一瞬のうちに、世界も焼き尽くし、竜堂眸も竜堂神邪も、消滅した。



- - - - - -



デュエルモンスターズの創造者である、《リンネ−永劫回帰の支配者》は、世界の創造者でもある。
この世界が“始まりの1枚”から創られている以上、“始まりの1枚”への攻撃は世界への攻撃になる。

“始まりの1枚”は、デュエルで敗北しない限りは死ぬことはないが、世界の方は別だ。
タイムテーブルを巻き戻すように世界の一切合財を消し飛ばして、最後に残るのが“始まりの1枚”なのだ。

この事態に学んだゾークは、デュエリスト能力の測定装置に、虚数レベル能力を調べる機能を付けることにした。

『測定装置のレベル判定なんてのは、プラスかゼロかマイナスか、それだけわかれば後はテキトーなんだよ。レベルマイナスを炙り出す為の、マイナス判定装置。−1でも、−5でも、数値の存在しないマイナスでも、あらゆるマイナスを測定できる。他にも虚数レベル能力者とかも炙り出せたりするんだけれど、まぁ、それは今はいいや。』

このセリフをゾークが述べたのは、この世界で7年前。

そのとき既に竜堂神邪は、自らの絶対能力に、虚数の鉤を付け加えていた。



◆ ◆ ◆



「これで君は、僕の奴隷だね。」

7年後、現在。
竜堂はデュエルディスクを畳みながら、交わした契約を確認した。

「・・・っ、・・・・くそっ・・・・・・」

癒虫の表情は、怒りと憎悪、悔しさと絶望で激しく歪んでいた。
死ぬほど嫌っている相手に、敗北する屈辱。それは狂ってもおかしくないほどだった。

「動くな。」

竜堂に言われて、癒虫は動作を停止した。
もちろん呼吸などは普通に出来ている。超能力とかではなく、あくまで契約の延長なのだ。

竜堂は無表情のまま癒虫に近付き、服を引き裂いた。

「―――っ!!?」

「そっちか・・・。」



服を剥ぎ取られた癒虫の肉体は、どこから見ても女性のものだった。

帽子を取った、その顔は、あどけない少女の顔だった。



「“ブック・オブ・ザ・ワールド”は、世界を小説のように読むことが出来る。地の文で一度も君の性別に触れてなかったから、どっちなのか気になってたんだよ。」

まるで数学の答え合わせをするような口調で、竜堂は淡々と言う。
癒虫は羞恥と屈辱で震えているが、竜堂は意にも介さない様子だ。

「さて、本題だ。君が《魂の牢獄》に幽閉したデュエリストは、どれだけ存在している?」

「・・・っ、4人・・・。」

「本当に?」

「本当だっ!」

動くなと言われているから、逃げることも隠すことも出来ず、肉体を晒したままだ。
いっそ大声をあげてやろうかと思ったが、そのときに竜堂が発するであろう最悪の命令を想像したら、とても叫ぶ気にはなれなかった。

「その4人とは、誰?」

「・・・闇坂琴美、泣笠葉継、麦庭桜、海堂瑠夜、だ・・・。」

「カードはどこにある?」

服を引き裂いてみたが、見当たらない。
ディスクやデッキに隠してるのかと思って、デュエル中に“シフト1”で隅々まで調べたが、どこにも無い。

「無堂のじいさんとこだ・・・。」

「4枚とも?」

「泣笠のカードは、相田に持っていかれた・・・。」

「君たちの目的は?」

「・・・っ、この期に及んで言わせるかよ・・・!」

癒虫は悔しそうに歯噛みする。
しかし竜堂は、忌々しそうに彼女を睨む。

「君たちの目的は?」

「最強を潰すことだよ! わかってんだろ!?」

「ああ、わかった。どうやら本当のことを喋るつもりは無いってことが、よぅくわかった。」

「は・・・?」

怯える癒虫に、竜堂は再び近付いた。
そして彼女の顔面に、拳骨を入れた。

「うっ・・・」

「あァ、やっぱり演技か。君は僕をモヤシと言った。モヤシの拳ごときで、痛みを覚えるはずがない。」

皮肉ってる様子もなく、本当に淡々と論法を積んでいるように見えた。
その人間味の無さに、癒虫は背筋が冷たくなった。

「服を引き裂いたことから、僕に意外と力があると推理して、痛がる演技をした判断は褒めてもいい。けれど、僕の絶対能力が現実の所作に影響を及ぼせるのは知ってるはずだよね。言ったばかりだ。そしてマリク・イシュタールのように、闇のデュエルはライフの減少と共に、肉体や衣服が消えるタイプがある。その応用で、デュエル中に、君の服から繊維その他をごっそり抜いておいた。僕の力でも破れるくらいにね・・・。」

そう言って竜堂は、もう一発、顔面を殴る。
あどけない少女の顔を殴る。

「ぐっ・・・」

「いいかげん本当のことを言ってほしいな。無堂幻大は、堂一族(シュライン・ファミリー)屈指の切れ者だ。間違っても、こんな杜撰な計画をメインに据えたりしない。アンチ高レベル計画には、裏があるね?」

「・・・っ、知らねえよ・・・!」

自分がメインだと思っていただけに、癒虫のプライドはズタズタだ。
しかし竜堂は、そんなことはどうでもいい。
無堂幻大は、下手な能力者より、よほど恐ろしい。少しでも先手を取れる材料が欲しいのだ。

「あくまでもシラを切るのか・・・。奴隷なんて曖昧な表現を使うんじゃなかったなァ。僕は本当に頭が悪い。奴隷としての絶対服従は、嘘をつかないって意味ではないと、解釈する余地を残しているってのに・・・。」

デュエルモンスターズの契約的性質は絶対だが、あくまで契約である。
負ければ死ぬという契約も、死という概念が神と人とで違ったりする。

「仕方ないな。心を折らせて、もらおうか。」

竜堂はナイフを取り出した。
波佐間のようにモデルガンではない、切れ味の鋭い肉厚のナイフだ。

「これで君自身の心臓を刺して。」

「―――っ!?」

手が勝手に動く。
竜堂からナイフを受け取って、逆手に持ち替える。

「い・・・嫌・・・・・」

銀白色の刃が、すぐ近くにある。
ナイフの重みと相まって、果てしなくリアルに死を感じる。

「やめて・・・・・許して・・・・・」

「他に言うことは?」

「だから知らない! じーさんが何を企んでたとか知らない! 裏とか知らない! 知らない知らない知らない!」

「他に言うことは?」

竜堂は無表情で、同じセリフを繰り返す。

「お、オレが何も知らないって、わかってんだろ! わかってて訊いてんだろ! オレを殺したいんだ!」

「君がそう思うなら、そうなんだろう。君の中ではね。」

なるほど、自分は癒虫を殺したいと思っているのか。
それは知らなかった。教えてくれて感謝する。

「しかし、何も知らないということはありえない。それに・・・」

竜堂が言ったことに、癒虫は心の底から死の恐怖を覚えた。


「本当に何も知らないなら、ここで死んでいいんじゃない?」


にっこりと笑って、竜堂は容易く言った。
癒虫は表情が固まった。

「謝っても許す気は無いけれど、君は謝りすらしないんだね・・・。そんな奴に情けをかけることは出来ないよ。僕が欲しい情報は何も知らないというのなら、もういいや。ほら、早く心臓を突き刺して。」

ナイフを握る手に力が籠もる。

「5、4、3、2、1、ゼロ!」



ズシュッ



痛い。熱い。鉄の塊が肉を通って、大切な鼓動へ冷たく突き刺さる。

「っあ―――――」

涙がボタボタと零れ、足を温かい水が伝う。


次の瞬間、ビデオの逆再生のように全てが元通りになっていく。


「逆刻。」


短く告げて、竜堂は相変わらず憮然とした表情でいる。
そして首を動かしながら、目をしばたかせている。

本気で殺す気は無かったのかと、癒虫は生きていることに感謝した。


だが、それも数秒のことだった。


「じゃあ、あらためて君自身の心臓を突き刺して。」


最初に竜堂は、何を言った。
心を折らせてもらうと。

「どうしたの。早く。」

「・・・っ、やめ、やめて・・・・嫌・・・ぁ・・・・・」

あんな痛みは、もう味わいたくない。
しかも、次は時間を巻き戻してくれるかどうか。そんな保障は無いではないか。

「嫌ぁ・・・・許して・・・・・・やめてぇ・・・・・」

「・・・?」

泣きじゃくる癒虫を前にして、竜堂は首をかしげる。

「やめて僕に何か得でもあるわけ? 僕が同じことを言ったとき、君がどんな態度を取ったかは、まさか忘れてないよね。君と僕は、そういう関係でしょう。」

やめてくれと言っても、相手は聞き入れないどころか、更なる暴言を重ねる。
ならば、自分がやめる理由など何ひとつ無い。

「3、2、1、ゼロ!」

「あぐっ!」

そして“逆刻”が発動し、再び癒虫の肉体は、傷ひとつ無い綺麗な肌になる。
何事も無かったかのような肌に向かって、竜堂も何事も無かったかのように質問を続けた。

「さて、何か知ってることは?」

「し・・・らない・・・・・・」

「強情だなァ。まあ、たった2回で折れる心は無いか・・・。そりゃあ、そうだよな・・・。僕が甘かったよ。とりあえず、そうだね、20000回ほど頑張ってみようか。」

「―――っ、や、ああ、嫌、あ、あ、あ、あ」

まともに声が出ない。

「そう言わずに、頑張ってくれ。頑張ることは、とても素晴らしいことなんだから。うわべだけでない、中身のある人間なんだってことを、僕にも見せてほしい。僕に君を、尊敬させてくれ。」

至極真面目な表情と口調で、竜堂は嘘みたいな言葉を連ねる。
だが、言ってることは全て本気である。本音ではないにしても、本気である。

内面が虚無的で、およそ“本音”というものが存在しない竜堂も、本気という概念までは失っていない。
本気で癒虫を尊敬したいと思っているのだ。



- - - - - -



数十回ほど続けたあたりで、癒虫は床に倒れた。
虚ろな目で、口を小刻みに動かして、全身をビクンビクンと痙攣させていた。

「おーい、もしもし? 癒虫さん? 癒虫鰐条さん? もしもーし。起きてもらえますかー?」

起きてこない。
指示が聞こえてるかどうかさえ定かではない。

「・・・根性の無い人だなァ。それじゃ僕と同レベルじゃないか。」

大学時代に全身をナイフでメッタ刺しにされたときのことを思い出して、竜堂はガッカリした。
あのとき、ナイフで開けられた穴にペニスを突っ込まれ、精液を流し込まれた。
痛みと吐き気で、全身が痙攣しながら意識が遠のいていったことを、今でも思い出せる。

(あのときの僕は、傍から見たら、こんな感じだったのかな?)

何となく想像を巡らせながら、竜堂は癒虫に近付く。

「起きろってばァ。」

横から腹を蹴る。

「がふっ・・」

意識を取り戻した。

「あ・・・・・あぅ・・・・・」

だが、目の焦点は合ってない。

「続けようか。あと19936回だ。」

そう言って竜堂は、床に落ちたナイフを拾って、爽やかな笑顔で手渡した。
癒虫は怯えきった顔で、言葉も発せずにフルフルと首を振る。

「どうしたの?」

心配そうに尋ねながら、竜堂の拳は癒虫の顔面へヒットする。
まるで頭と手が別の意思で動いているみたいだ。

「ねえ、どうしたの?」

殴る。

「どうしたんだい?」

殴る。殴る。

「続けようよ。ね?」

驚くほどに優しい笑顔だ。
いつもの胡散臭い笑顔ではなく、本物の笑顔。人間味のある笑顔だ。

それだけに人間味が欠片も感じられない。

「そうだ、やり方を変えてみようか。切腹してみよう。」

人間性が根本から壊れている。
しかし竜堂に言わせれば、無闇に嫌悪をぶつけてくる人こそ、人間性を疑うべきだということになるだろう。

「大丈夫。すぐに“逆刻”で戻してあげるからね。」

そう言って竜堂は、癒虫にナイフを握らせた。
肉厚のナイフが、癒虫の両手にギュッと掴まされる。



そのとき、四方の扉がバタンと開いた。






つづく

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佐久間闇子と奇妙な世界
2016/11/28 00:01

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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
めちゃめちゃ面白いぞーーーーーーーーっ!

というわけで、遅ればせながら感想です。


第1章がLv5対Lv5なら、第2章は味方サイドのLv5を敵サイドのLv1が打倒するというコンセプトもべらぼうに魅力的です。
本編ではやってなかったことを片っ端からやってやろう的な感じ、物凄く好き。
豆戦士
2016/11/28 15:28
>天神VS題座

個人的に、現時点での第2章ベストバウトはこれ。

オレイカルコス! それは読めなかったー。

原作やアニメ本編なんかのぶっ壊れカードを普通に出してしまうと、うまくやらない限り、いくら追い詰められたところでそれ使えよってなってしまうので扱いが難しいのですが、
(「能力封印」も、もう次がない本編ラストだから出したし、あと造反劇とかの原作カードも番外プロジェクトでのみ例外的に登場した)
これは巧いとしか言いようがない……。決学本編で間違いなく使って、所持していることに何ら違和感がないものな……。

しかも、「自身の能力を封じるために使う」という、まさにお手本のような逆転の発想。
そのうえ、「回帰の力適用カード」という、これまた安易に出しまくると何でもアリになってしまって逆転のカタルシスが損なわれかねない禁断の設定も、まさかの吉井vs天神戦を伏線としてリバイバルして、持っていることに妥当性を持たせる一手。

こういうのは、二次創作される側の喜びのうち、最大級のものの1つだと思っている豆戦士です。
やばいやばい、これはやばい。まじで。興奮が止まらない。
豆戦士
2016/11/28 15:28
>“心音同調”(ライフミラー)

一方でこちらは、確かに波佐間の能力に刺さる能力なんかではあったものの、
場のモンスターに絶対耐性があるでもなし、「まあ適当に除去カード連発してれば沈む」程度の布陣では、たとえ本編内であっても準備不足と言わざるをえないのだ……。

もうすこしがんばりましょう。


>“準備不足”

こういうのもすごい好きだーーー!

既出の能力で、レベル1にも拘わらず、うまくかみ合うとレベル5能力を完封できるという相性の妙。
エルスたん、これで負けてしまったのは、仕方ないよね、うん。

そしてやっぱり《時の飛躍》はずるい。
豆戦士
2016/11/28 15:29
>“粘着空間”(アンダーボンド)

これ超面白い発想の能力だなー。

てかこれ、普通にめっちゃ強いよね? レベル3どころかレベル5級だよね?

これで泣笠の能力を完封……して勝った! とできたつもりが……。

ですよね! 「距離が離れると能力が無効化されて別の能力になる」って設定、どう考えてもデュエル中に場所を移動して能力スイッチする戦術になりますよね!

というわけで、予定調和といえば予定調和かもしれない勝利。

にしても、レトロスペクティブだけでも頭おかしい強さなのに、そのうえ複数のレベル5能力まで使えるとはね……。
この相手を本編の世界観で吉井康助が倒すにはどうしたらいいか、とか、妄想が膨らむ膨らむ。
豆戦士
2016/11/28 15:29
>ヒルベルトの極双竜 シェルピンスキーの虚心竜

かっけえええええええええっ!!

三沢っちがもっと出番が多ければ、所持デッキの何かしらは数学モチーフのデッキだったんじゃないかと妄想している豆戦士です。

充填トークンとかも含めて、かなりドストレートな命名ですが、それでもかっこいいあたり、数学用語は偉大。

一方で、「一様のるむ(人名)」とか、可愛い方向にも行けるよ!


>“最強”を潰す能力“アルベルト”!!
>“滅火滅神”(アルベルト)

命名で言うと、こういうストレートかつパワフルなのもとても好きです。

もはや何をやっても勝負にならなそうなシフトワン相手に「これなら倒せるのでは!?」と思わせるという意味で、好カードでした。

……まあ倒せるわきゃないんだけどね!

この安定感こそ、神邪が今まで積み重ねてきたもの。
豆戦士
2016/11/28 15:29
>「数の概念を複素数まで拡大して、レベル6をレベル6+0i とする。それをシフトして、レベル6+2i 。ご存知の通り、複素数に大小の概念は無い。レベル5以上を無効化しようが、レベル99以下を無効化しようが、以上でも以下でもない複素数レベル能力は無効化できない。」

あれ……?

確か自分の記憶が正しければ、
「24という数値は、024(百の位を明記した)でもあるので、シフトして124」は不可能とか言われた気が……。

6+0iも同じ理屈だと思うのですが、あれ……?

それが通るなら、レベル(6)=(3!)→シフト→(4!)=(24)、とか、わりとなんでもありになってしまう気がするのですが。
こちらも、進数を変えてシフトして進数を戻す、ができるなら、同じ理屈で↑も普通にできそう。

……いや、量子の0・1を操作できたりする時点で何でもアリなので、ここにこだわろうとこだわるまいと何でもできることに変わりないんですけどね!
豆戦士
2016/11/28 15:29
>ライフが0になっても敗北してないのは、「ライフが0になったら敗北する」をシフトして、「ライフが1になったら敗北する」としているからである。

これがすぐ分かったのは、「もしシフトワンを自分が思いついて決学本編に出してたら、どういう展開にしたかなー」という想像をしていたときに、この使い方を考案していたからでした。


>虚数能力は、現実の所作に影響を及ぼすことが出来る。

これって、聞いたことあるような気はするのですが、初出のエピソードどれでしたっけ?


>竜堂は恥ずかしさで泣きそうになりながら、自分への拷問を続けた。

かつてこんなに自虐的に名推理を披露する探偵が居ただろうか。

……真面目に答えると、ミステリも広いんで、何人も思い当たる節はあるけれど、そういうことではなくて。

この、圧倒的な実力と、徹底的な自己評価の低さ、最高です。

もう、神邪主役のスピンオフで、彼(彼女)の友だちづくりをメインに描いた学園ラブコメディを1本妄想したいレベルです。

そして妄想した結果、何度やっても神邪以外全滅エンドになったのですが、まあ仕方ないね。うん。
豆戦士
2016/11/28 15:30
>豆戦士さん

ありがとうございますっっっ!!

決学本編とは逆に、メタってくる相手に強大な能力者たちはどう立ち向かうかを描きました!
朝比奈VS増尾を若干意識していたかもしれません。この方面を大風呂敷展開で掘り下げた感じですね。



◎天神VS題座

私もこれは出来が良かったと自負しております!
このデュエルに関しては、相手の能力を先に考えて構成する順方向ではなく、「自らの能力を封じて勝ったら熱い!」→「だったら敵の能力は〜」という逆方向の発想でした。

豆戦士さんが、吉井VS天神(1戦目)について、逆方向の発想で思いついたと確かチャットかどこかで言ってたと思いますが、そういう意味でも本編リスペクトになりました。サティスファクション!

リンネの立場的に、天神さんからカードを回収するのは、自分の敗北を想定した行為なので、それはデュエリストとしてやらないだろうな・・・というあたりから、論理を詰めていくことが出来て、ディ・モールト・ベネ。

クリボートークンに埋め尽くされても、まだ詰んでいないというのは、確か掲示板で出ていた話だったと思いますが、今回それを作中の理屈で補完。これぞリンネへの信頼!
アッキー
2016/11/28 19:40
◎波佐間VSノーラ

波佐間くんは能力抜きでも佐野くんと互角に渡り合ったり、リーファさんを沈めたりしているので、能力なんかが刺さったくらいでは勝てませんねぇ。

いちおう、「破壊されない限り負けない」&「破壊されない」の強力耐性なんかではあったのですが、漫画5Dsよろしく墓地除外とかでもアッサリ突破されますし、やはり準備不足でした。波佐間さんと戦うなら、1年くらいかけて念入りに準備しないとね!



◎レッドラムVSエルス

フェイズスキップ能力5人衆が1人、エルス・レッスルが頑張るデュエルでした。
弱くても、ある種の能力にだけは刺さるというのは、燃え展開・・・しかしながら、相手を弱めても自分が強くなってるわけではないので、負けてしまいます。
高レベル能力に幻惑されて、それの対策に腐心していると、通常の対策が疎かになる罠。
アッキー
2016/11/28 19:40
◎泣笠VS無堂の息子

“粘着空間”は、どうやって思いついたんだったかな・・・? 《粘着テープの家》が元ネタの1つだったことは覚えています。
このデュエルの為に考えたのではなく、アイデアのストックから拾ってきたのですが、壊れ能力の“遡及定理”に上手く刺さってくれました。
泣笠を封殺しているせいで強く見えますが、自分のデッキも実質的に制限されるので、レベル3という扱いです。任意で解除できるなら間違いなくレベル5ですが。

距離が離れると能力が変わる戦術、ようやく使うことが出来ました。封殺されている状態なので、レベルが減っていることも気付かれない。
上手くやれば倒せそうな雰囲気があるあたり、私も吉井くんで攻略する方法を考えたくなりますね。
アッキー
2016/11/28 19:42
◎フラクタル竜

やっぱり数学用語は良いなァ・・・。
リーファさんの苗字も数学用語から来てましたね。機会があれば人名にも挑戦してみたい。

三沢デッキには《マスマティシャン》が入っていましたし、チャットでも話題になった、フィボナッチ数列で攻撃力が増加するモンスターとか、面白そうなのになァ。
OCGだとテキストが難しそうですが、テニスとかクイズとか出てるアニメなら無問題!



◎アルベルト

能力名のルビに人名を用いるというのも、なかなか趣がありますよね。アインシュタインあまり関係ないですが、強さを相対的にしようとしてる→相対性理論、という連想ゲームでした。

無理やり歴史にこじつけると、「これならドイツを倒せるのでは!?」と開発した原爆が、別のものを踏みにじっていた・・・とか。
神邪のメンタルは、核の地雷原なぁ。
アッキー
2016/11/28 19:42
>「24という数値は、024(百の位を明記した)でもあるので、シフトして124」は不可能とか言われた気が

言った記憶はある!・・・けど、多分そのとき、素因数分解とかを理由に、「表記の一意性を損なうから」という理由を付けていたはず。
「表記を変える」ことは出来ても、「表記の一意性を崩す」ことは出来ない・・・・・・逆に言えば、一意性を崩さずに桁の0を増やす理屈があれば、可能という意味でもあります。

ある操作の結果として0が出現する場合、それは一意性を崩したことにならないという、「素数を定義すれば最少が2になることは“もともと決まっていたうちに入る”」みたいな理屈です。
数の表記を実数から複素数に変えれば、自動的にA+B i の形になるので、それは例えば、Y軸を加えたらX軸上の点(3)は自動的に(3、0)の表記に変わる、ような感じ。

階乗は楽しそうだ・・・! この先どうしても詰まったら、このアイデア使わせてもらってもいいですかね?
ぶっちゃけ一意性に拘っているのは、制限がある方が話を作りやすいという作者の都合なので、場合によっては任意で0を加えることも密かに視野に入れていたりするわけですが。

しかし、量子デジタル操作があるせいで、シフトワンまわりの驚きが減衰するのは問題なぁ・・・。
アッキー
2016/11/28 19:43
◎ライフゼロと聞くと安心院さんのスキルが浮かぶ

今更ながら、シフトワンは「シフトした数字はデュエルが終わるまでそのまま」とかいう制限をつけた方が面白かったかなーと思っていたりします。
シフトワン能力者が原作版《邪神アバター》を従えているところへ、ズシンに《神の進化》を何枚か発動してジャストキルとか思いつきましたが、もっと詰めないと粗が出そう。



◎虚数能力と現実の所作

虚数能力に言及したのは「決闘の箱」が最初だったはずですが、現実の所作に影響を及ぼせる理屈は、どこだったかな・・・虚数能力者が出てくるエピソードは、そんなに多くないはず・・・と探したら、これでした。

「決闘迷宮」47
http://3966-4001.at.webry.info/201405/article_33.html

これに対する豆戦士さんのコメントで自信ついたのでした。(49の)
>虚数能力が現実に影響できるのは確かに納得。

そして量子デジタル操作は、闇星への対抗心から出したことも思い出しました。
・・・ふっ、認めたくないものだな、若さゆえの過ちt(ry
アッキー
2016/11/28 19:43
◎神邪くん名推理

犯罪者が自分の“成果”を誇示するような、歪んだ自己顕示欲に満ちていながら、それを恥じる気持ちも強いので、二律背反の感情で惑っております。

今回で私、初めて神邪に萌えたかもしれない・・・。
やっぱり男の子を辱めるのは最KOU(シフトされました

>何度やっても神邪以外全滅エンド
吹いたwwwwwやっぱりそうなるのかwwwwww
次回の展開に掠ってるあたりも実に皮肉。
果たして神邪にノーマルエンド以上は訪れるのか?

神邪「学校が壊滅したのは凄く悲しいけれど、この失敗を次に活かして、また頑張ろう!」

・・・訪れる気がしない。
アッキー
2016/11/28 19:44

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