佐久間闇子と奇妙な世界

アクセスカウンタ

zoom RSS 決闘祭!   Act 44 霊魂

<<   作成日時 : 2017/03/06 00:00   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

◆ ◆ ◆



マイナス世界はバッドエンドが基本。
たとえ勝利しても、失われた仲間は戻ってこない。

そして絶夜は、失われた側だった。
戦いの最中に次元を越えて飛ばされ、プラスの世界に辿り着いた。

プラスの世界は、マイナスが生きていくには過酷だった。
戸籍の無い絶夜は、地下デュエルで日銭を稼いだ。

やがて絶夜は“カンサー”に所属することになった。
“混沌派”の、闇坂伸久郎の統括する“外道都市”。
そこはマイナス能力者を集めた、マイナスの都市だった。

平穏は長くは続かないのか。
平和とは幻想でしかないのか。

“外道都市”は、かつての這文学園より狂っていた。
絶夜は、振り返っても、よく生きていたものだと思う。

そして、苦境すらも長くは続かない。
苦境に慣れることさえ許されない。

今度は2人の青年が、“混沌派”の都市を落としていく。
伸久郎の代わりに“外道都市”を収めていた者は殺された。
集められたマイナス能力者たちも、多くが殺された。

野性の虎のような青年に庇ってもらわなければ、自分も殺されていたかもしれない―――

―――あの、混沌の瞳を携えた“邪神”に。



◆ ◆ ◆



スピード・ワールド・決闘祭仕様 (特殊フィールド魔法)
「スピード・ワールド」カードは無効化されない。
(1):互いのスタンバイフェイズごとに、
互いのプレイヤーにスピードカウンターを1つ置く。(最大12個まで)
(2):プレイヤーは自分のターンのメインフェイズの起動効果として、
自分のスピードカウンターを取り除くことで以下の効果を発動できる。
●4個:自分の手札の魔法カードの枚数×800ダメージを相手に与える。
●7個:デッキからカードを1枚選択して手札に加える。
●10個:フィールド上のカードを任意選択して破壊する。




波佐間京介:LP8000、手札5、SC1
場:
場:痛み移し(永続魔法)

川原静江:LP7100、手札5、SC1
場:
場:




「私のターン、ドロー!」


波佐間京介:SC1→2
川原静江:SC1→2



「私は手札から《隣の芝刈り》を発動します!」

《おおっと、川原さんが早くも得意戦術を魅せてくれるのか! 生脚も見せてほしいものだ!》


隣の芝刈り (魔法カード)
自分のデッキの枚数が相手よりも多い場合に発動できる。
デッキの枚数が相手と同じになるように、自分のデッキの上からカードを墓地へ送る。



川原静江:デッキ54→44



「効果で墓地に送られた《ライトロード・ビースト ウォルフ》を特殊召喚! さらに私は、《ラーバス》を召喚して、装備魔法《戦線復活の代償》を発動! このカードは、私の場の通常モンスター1体を墓地に送ることで、墓地からモンスター1体を特殊召喚することができます!」

《きたきたきたぁーーー!! 自動書記でゴリラ語を唱え、太陽神を操れる、規格外のレベル1能力!》


“神罰”(パニッシュメント) レベル1能力(所有者:川原静江)
自分の墓地に、《ヲーの翼神竜》が置かれているとき、
《ラーの翼神竜》に変化させ、自在に操ることができる。



川原のDホイールから、神威が迸る。
上空で球体と化したラーは、すぐさま変形してバトルモードに移行。

「ラーの特殊能力発動! 自分のライフを1ポイントだけ残し、残る全てをラーの攻撃値に変換できます!」


《ラーの翼神竜》 (攻????→7099)



「まだですよ! 、ウォルフの攻撃力をラーの攻撃力に吸収!」


《ラーの翼神竜》 (攻7099→9199)



「いい調子よ静江! この攻撃が通れば、波佐間さんを倒せるわ! ラーの使い手がラーに倒されるなんて、パンチが利いてるじゃないのよ!」

「ゴッド・ブレイズ・キャノン!!」


だが波佐間は、へらへらと笑って手札のカードを発動した。

骨が露出した毛玉が、死霊となって火焔を阻む。
あたかも、盗賊王の為したように・・・。


レイボー レベル1 闇属性・アンデット族
攻撃力300 守備力200
手札からこのカードを捨てる。相手からプレイヤーへのダメージを一度だけ0にできる。
この効果は相手バトルフェイズにしか発動できない。
さらに、自分の墓地に同名カードが存在する場合、
相手の攻撃モンスターの攻撃力分、自分のライフポイントが回復する。



「フフ・・・・流石の、太陽神も・・・・・沈黙してしまいましたね・・・・。」

「・・・っ、カードを2枚伏せて、エンドフェイズに《闇からの奇襲》を発動します! このターンに出したモンスターで、もう一度バトルフェイズを行うことが出来ます!」


沈黙したラーが再び黄金の翼を広げ、灼熱の砲撃を吐いた。





「では・・・・・2枚目の、《レイボー》を・・・・捨てて・・・効果、発動です・・・・・・フフ・・・・・ライフポイントを、9199ポイント・・・・回復します・・・・・・・。」

「ああっ!!」


波佐間京介:LP8000→17199



「では・・・・ボクのターン、ドローですね・・・・・。」

波佐間京介:SC2→3
川原静江:SC2→3



「私、負けちゃうの・・・?」

「はい・・・・カードを2枚伏せて、《馬頭鬼》を召喚・・・・・ダイレクトアタックです、フフ・・・・・。」


川原静江:LP1→0



《おおーっと、最後の色仕掛けも通用しない! やはり一流のデュエリストだ! これには稲守蛍もニッコリか!》

「波佐間さ〜ん、今日も元気いっぱいだよ〜!」


失速したDホイールがピットインし、真田に交代する。

「静江、よくやったわ! あたしに任せて!」

「うん、私の伏せカード、使ってみて!」



◎チーム・ゾンビタイガー      ◎チーム・ツンデレ

第二走者:波佐間京介 ―――― 第二走者:真田杏奈
第三走者:大河柾           第三走者:リュドミラ




波佐間京介:LP17199、手札3、SC3
場:馬頭鬼(攻1700)
場:痛み移し(永続魔法)、伏せ×2

真田杏奈:LP8000、手札5、SC3
場:
場:伏せ×2



「あたしのターン、ドロー!」


波佐間京介:SC3→4
真田杏奈:SC3→4



真田は手札と、伏せられた2枚を確認し、軽く頷いた。

「静江、早速使わせてもらうわ! プロジェクトシリーズ結束の絆、《うずまき》!」


伏せカードは《うずまき》だった。
全ての常識が覆り、ルールがスーパーエキスパートルールへ切り替わる。


波佐間京介:LP17199→8600
真田杏奈:LP8000→4000



《おおーっと、いきなりのキラーカードが伏せられていた! これは観客もビックリだ!》


「カードを1枚伏せて、パラコン君から貰った《魔法除去細菌兵器》発動! 手札及びデッキから魔法カードを10枚選んで墓地に置かなければならない!」

「フフ・・・・ボクの手札に・・・・魔法カードは、ありません・・・・・デッキから、10枚・・・・墓地に・・・置きます・・・・」


「この瞬間、静江の伏せておいた《ゾンビの宝石》発動!」


それはマリク・イシュタールの闇人格が使っていたカードだった。


ゾンビの宝石 (罠カード)
相手の墓地に魔法カードが置かれたときに発動。
そのカードを自らの手札に加え、相手はカードを1枚ドローする。



「波佐間さんの墓地に置かれた10枚を、あたしの手札にするわ!」

《うわああーーー!! これは何と、おっそろしい戦術があったもんだ! 真田杏奈16歳! 手札が一気に14枚に膨れ上がったーーーー!!》


真田杏奈:手札4→14
波佐間京介:手札3→4



「スピード・ワールドの効果を使用! スピードカウンターを4つ取り除くことで、手札の魔法カード1枚につき800ポイントのダメージを与えるわ!」


スピード・ワールド・決闘祭仕様 (特殊フィールド魔法)
「スピード・ワールド」カードは無効化されない。
(1):互いのスタンバイフェイズごとに、
互いのプレイヤーにスピードカウンターを1つ置く。(最大12個まで)
(2):プレイヤーは自分のターンのメインフェイズの起動効果として、
自分のスピードカウンターを取り除くことで以下の効果を発動できる。
●4個:自分の手札の魔法カードの枚数×800ダメージを相手に与える。
●7個:デッキからカードを1枚選択して手札に加える。
●10個:フィールド上のカードを任意選択して破壊する。



〜真田杏奈の手札〜

《ミイラの呼び声》
《ミイラの呼び声》
《幽合》
《幽合》
《生者の書−禁断の呪術−》
《生者の書−禁断の呪術−》
《アンデットワールド》
《アンデットワールド》
《ヴァンパイア帝国》
《ヴァンパイア帝国》
《死のメッセージカード「E」》
《死のメッセージカード「A」》
《死のメッセージカード「T」》
《死のメッセージカード「H」》



「14枚の魔法カードによるダメージは、11200ポイントよ!」





真田杏奈:LP4000→0



「え・・・っ!」

「フフ・・・・残念ですが、伏せカードを・・・・発動させました・・・・・・《痛魂の呪術》で、ダメージを・・・・真田さんに・・・移し替えます・・・・・・。」

《一撃必殺を逆手に取ったカウンターが決まったーーー!! 無効化できなくても、ダメージを移し替えることは出来るということだーーー!》

「―――っ、もう1枚の罠カード! 《現世と冥界の逆転》!」

最後にデッキが入れ替わり、Dホイールは失速した。

《ただではやられない真田杏奈16歳! これで波佐間のデッキは残り3枚になってしまった!》

だが、それは3ターンの猶予があるという意味でもある。
3ターンもあれば4000程度のライフを削るなど、波佐間にとっては朝飯前だ。


「ただし相手が・・」

幽霊がDホイールに飛び乗った。

「ワタシでなければ、ですが。」



◎チーム・ゾンビタイガー      ◎チーム・ツンデレ

第二走者:波佐間京介 ―――― 第三走者:リュドミラ
第三走者:大河柾




リュドミラのライダースーツは、素肌に直接フィットしていた。
だが、艶めかしいというよりは機械的な、寒々しい印象が前に出ている。

「行きます・・・。」

Dホイールが発進した。


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
決闘祭!   目録
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ...続きを見る
佐久間闇子と奇妙な世界
2017/03/06 00:01

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
決闘祭!   Act 44 霊魂 佐久間闇子と奇妙な世界/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる