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zoom RSS 【とある】 第一位・御坂美琴 (49) 【パラレル】

<<   作成日時 : 2017/07/30 00:00   >>

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◆ ◆ ◆



女湯。

そこには、御坂、黒子、初春、佐天、麦野、滝壺、絹旗、黒夜、
フレンダ、フレメア、覗きがバレて半殺しで浮かんでる浜面、
心理定規、垣根05(♀)、食蜂と派閥メンバー、シャットアウラ、
打ち止め、番外個体など“妹達”、木山、芳川、結標、美山、
未元物質で再生した病理と円周、インデックス、姫神、
一方通行以外の裸には微塵も興味の無いイレズミ研究者、
女体への興味など枯れ果てて久しい幻生おじいちゃんなど、
詳しく描写するのが面倒で仕方のない人数が入っていた。


木原 「っかしいな・・・アクセラちゃんいねえの? お父さんガッカリ。」

幻生 「ひょひょひょ、きっと上条くんのところだろうね。」

幻生 「出来れば間近で観察したいが、御坂くんが許してくれなくてね。」

研究者らしからぬ鍛え抜かれた木原数多の体躯は、
最も優れた開発者であると共に、
優れた戦闘技術の持ち主であることを示している。

老骨の幻生は、代替技術の見本市ながらも、
人生という年輪の刻まれた味わい深い香りが漂ってくる。
ちゃぽんと水を弾く指は、本物の指と変わらず、ほんのり赤く染まる。

ここに幻生がいるのは、
放っておくと男湯の上条や削板(今は一方通行も)を狙いかねないから、
支配権をゲットしている御坂が連れてきたのであった。

食蜂 「・・・・・・」

平然と成人男子が入浴している状況に
半分以上の面々は、果てしない違和感を覚えつつも、
当の御坂は胸囲の格差社会に愕然としていて取りつく島も無い。

御坂 「 」 「 」 「 」 「 」 「 」

御坂 「おっぱい・・・」

御坂 「おっぱい・・・」

御坂 「おっぱいが・・・いっぱい・・・」アハハハハ

黒子 「お姉さま、しっかり!」

格差社会。それは忌むべき悪徳だ。
そこから生じる意識の違いは、手を尽くしても埋めようがない。

小さな胸が好きだと言われて、果たして喜べるだろうか?

例えば・・・そう、背の低い男性は、「ちっちゃくて可愛い」と言われて
素直に喜べるだろうか?

あるいは―――より露骨に、逸物の小ささを好ましいと言われて
それがお世辞や気遣いとかでなく、心からの言葉だったとしても、
果たして喜べるものだろうか・・・?

垣根05 「ムカつきましたか貧乳。これが巨乳です。」

御坂 「アンタいい性格してるじゃないの・・・!」ナミダメ

定規 「・・・っ、帝督は、私の胸―――」

垣根05 「大丈夫ですよ。」

天使のような微笑みで、垣根05は定規を抱き寄せる。
そして囁いた。

垣根05 「貴女の胸は、大きさに関係なく好きです。」

定規 「///」

そう、これが正解。
好きな女の胸に、大きさは関係ない。
イケメルヘンは女になってもイケメルヘンだった。

いったん接近した御坂と定規の心的距離は
再び元の距離に戻ってしまった。

御坂 「麦野さん! 今すぐ私の胸を揉んで!」

麦野 「正気に戻れ。」

もちろん、胸に関して思うところはあってもいい。
しかし胸の大きさで揺らぐような、脆い恋愛観など持ち合わせていない。

御坂 「私、麦野さんになら揉まれてもいいわ!」

麦野 「正気に戻れえええええええ!!」

かといって、胸に関するコンプレックスを軽んじるものではない。
恋愛観が揺らがなくても、己が肉体の自信は揺らぐ。
まるで左右の、ささやかな胸のように・・・。


ヴェント 「さーて、どっからツッコもうかしら・・・。」

御坂 「・・・私は、アンタの恰好の方がツッコミどころ満載なんだけど。」

衣装を外したヴェントは、頭髪を剃り落していた。
十字教は、宗教には違いないから、僧侶である彼女が
頭髪を剃り落しているというのは
それほど不自然ではないのかもしれない。(テッラとアックアは髪があるが)

だが、頭髪のみならず全身の体毛を余すところなく隅々まで
剃り落しているというのは、何がしかの魔術的な意味を感じる。

能力者と魔術師の違いこそあれ、暗部の住人ならば、
蒸れるような部分は脱毛しておくという理屈はわかるが、
それでも眉毛を剃り落す意味は無いだろう。

相手に畏怖や嫌悪を与えるのが目的だと言われたら、
いちおう納得し得る説明ではあるのだが・・・。

ヴェント 「私の恰好のことはイイわよ。」

ヴェント 「それより話しておきたいことがあるわ。」

ヴェント 「“神の右席”の首魁、“右方のフィアンマ”と」

ヴェント 「その力についてね。」

御坂 「・・・・・・」

ヴェント 「まず、上条当麻。」

ヴェント 「彼の“幻想殺し”は―――」


ヴェント 「尻にもあるのよ。」



◆ ◆ ◆



アレイスター 「さて諸君、アイドルを始める時間だ。」

エイワス 「興味が湧いた。」

統括理事長と“ドラゴン”は突如として現れた。
レベル5全員を集めたかと思えば、言うことがアイドル。

能力者の意識を集中させることで
AIM拡散力場に指向性を持たせて進化を促し、
フィードバックによって能力者を全体的に活性化させる。

そのような計画を告げられた。

一方 「・・・アタマ湧いてンのか?」

アレイスター 「私のプランは暴力でなくても構わない。」

アレイスター 「“幻想殺し”の資質が暴力向きなので」

アレイスター 「暴力的な運営をしていたに過ぎない。」

垣根(冷蔵庫) 「・・・・・・納得しかねるが」

垣根(冷蔵庫) 「アイドル計画には賛成だな。」

一方 「おィ、常識はオマエ自身にも通用しねェのか?」

垣根(冷蔵庫) 「まあ待て、よく考えてみろ。」

垣根(冷蔵庫) 「恥ずかしいのはわかるが」

垣根(冷蔵庫) 「クローン虐殺とかの血みどろな実験よりマシだろ。」

一方 「それは・・・確かになァ。」

御坂 「・・・・・・」

麦野 「気乗りしねえな。」

垣根(冷蔵庫) 「“素養格付”」

麦野 「!」ピクッ

垣根(冷蔵庫) 「この計画はフィードバックで全体的なレベル向上が見込める。」

垣根(冷蔵庫) 「言いたいこと・・・わかるな?」

麦野 「・・・」コクリ

青ピ (むぎのんかわええ)ハァハァ

食蜂 「私は別に構わないけどぉ。」

青ピ 「ボクは当然賛成や。コスチュームは任せてくれ」キリッ

削板 「学園都市の平和の為・・・しかし・・・アイドルなどという軟弱な・・・」

青ピ 「おっと、それは聞き捨てならへんな・・・」ギロ

青ピ 「ソギーはアイドルを勘違いしてへん?」

青ピ 「人助けをして皆から感謝される、」

青ピ 「それも立派なアイドルやないの?」

削板 「む・・・!」

青ピ 「アイドルの元の意味は“偶像”。」

青ピ 「一般的に偶像崇拝は良くないって言われるけどな」

青ピ 「それは信仰そっちのけで形式だけを重んじ」

青ピ 「権威を騙って理不尽を強いることが良くないんや。」

青ピ 「崇拝対象に心から萌えを抱き、心を熱く燃やす」

青ピ 「その想いに嘘偽りはあらへん。」

青ピ 「それこそ本当の根性やないかな!?」クワッ

削板 「・・・っ、その通りだ藍花! 俺が間違っていた!」

削板 「絶対根性進化計画、喜んで協力させてもらう!」バゥーン

御坂 「決まりね。」

御坂 「早速プロデューサーとマネージャーを雇うわよ。」

アレイスター (説得の手間が省けたな。)

アレイスター (断られたときはセックスでレベルアップを促す)

アレイスター (絶対乱交進化計画を強行しようと思っていたが)

アレイスター (素直でよろしい。)

男にも女にも老人にも子供にも見える笑みで、
“人間”アレイスター・クロウリーは、計画の成功を確信した。

エイワス (ろくに喋れなkて寂しいとか思っtないか?)

アレイスター (そんな感情は、とうの昔に捨てたよ。)フッ



◆ ◆ ◆



アックア 「それでは第一回“目指せアイドル!仁義なきコスプレバトル”を始めるのである。」

アックア 「司会は私、後方のアックアと」

テッラ 「私、左方のテッラが務めますねー。」

会場には1万を超えるファンたちが押し寄せていた。

インデックス 「盛り上がってきたんだよ!」モグモグ

上条 「どういうことでせうか・・・。」

土御門 「考えるんじゃない、感じるんだにゃー。」


アックア 「レベル5の7名には、それぞれ衣装を着てもらい」

アックア 「舞台で3分間のアピールが出来るのである。」

アックア 「7名のアピールの後は投票タイムである。」

アックア 「ファンは1人1票を持っているのである。」

テッラ 「不正をはたらく人は処刑しますからねー。」


上条 「人気投票ってことか。」

土御門 「そんな単純なものじゃないぜよ、カミやん。」

上条 「どういう意味だ?」

インデックス 「読めてきたんだよ。」モグモグ


アックア 「それでは早速、1人目の登場である。」

削板 「ハイパー・エキセントリック・ウルトラグレート・ギガエクストリーム・もっかいハイパー」

削板 「すごい根性パーンチ!!」バウーン

カラフルな衝撃波を撒き散らしながら、ふんどしに学ランという艶姿で
学園都市の第7位、“最大原石”削板軍覇が跳躍してきた。
そのセクシーさとダイナミックさに、会場の視線は釘付けである。

アックア 「トップバッターは、根性の男、削板軍覇である。」

アックア 「ふんどし一丁に、学ランを羽織っただけの」

アックア 「シンプルにして大胆な装いである。」

テッラ 「罪深いですねー。」

削板 「俺に器用なパフォーマンスは出来ねえ。」

削板 「だが、根性なら誰にも負けないぜ!」

マイクを持った削板は、アカペラで歌い始めた。

削板 「せまるぅうううう!! ショッカーああああああ!! じごくのぐーんだあああんん!!」

削板 「われらをねらあうくろいかげっ!! せえかいのへいわをまもるためええええ!!」

削板 「GO!GO!根性おおおおおおお!! 輝くまあしいいんん!!」

それは決して洗練された歌声ではない。
だが、その荒削りな魂は、忘れていた熱を呼び覚ますような
ウルトラソウルに満ちていた。

ライダージャンプは真上に跳躍し、斜めに蹴り下ろすという、
放物線を無視した動きをする。
これほど削板に適した動きも、そうそう無いだろう。

一方 「やるじゃねェか・・・。」

舞台袖で見ていた一方通行は、
思わぬダークホースに危機感を覚えていた。

悔しいが、見惚れてしまった。
これが天然の威力。奴も紛れもなく天才だ。


2人目の青ピがシスター服で登場し、
若さが暴走し放送禁止用語を連発して退場させられた後、
食蜂の出番となる。

アックア 「思わぬアクシデントがあったが」

アックア 「戦争に想定外は付き物である。」


上条 (これって戦争だったっけ?)

インデックス (仁義なき戦いなんだよ。)


アックア 「3人目は、学園都市のファッションリーダー、食蜂操祈なのである。」

食蜂(ビキニ) 「はぁい♪」

テッラ 「中学生とは思えないワガママボディを最大限に活かす」

テッラ 「清楚さが逆に淫らな印象を与える白いビキニですねー。」

テッラ 「実に罪深いですねー。」

食蜂(ビキニ) 「あなたたちのハートをゲットしちゃうんだゾ♪」

リモコンを持ってウインクする食蜂は、
あざとい仕草で男性ファンの心を鷲掴みだ。

食蜂(ビキニ) 「お願い・・・あなたの、入れて・・・?」(票を)

しかしながら舞台袖で御坂は、ニヤリと笑っていた。

御坂 (甘いわ食蜂。)

その意味するところは、一方通行と麦野には即座に理解できた。
確かに、男性ファンの人気を集める意味では優れているが、
ああいう媚態は女性ファンの支持を得るには厳しい。

とはいえ、元より同性から嫌われるタイプの彼女だけに、
男性ファン特化の戦術になるのは仕方ないのかもしれない。


・・・そう、高を括っていた。




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